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地方出身の私が日本発酵文化協会講師になるまでのお話~その1~

 
こんにちは。
日本発酵文化協会 認定講師の奥田涼子です。
 
今週末は、個人的な活動として、
地元の福岡に戻り、発酵食を広めるレッスンを開催しております。
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このコラムをお読みの方は、発酵食品に興味のある方が
ほとんどだと思います。
 
そして、発酵教室で発酵食品を作ったり、学んだり
発酵マイスター&発酵プロフェッショナルなど
さらに発酵食品に関して深く学びたい、とお考えの方も
いらっしゃることでしょう。
 
 
私が、発酵食に興味を持ったのは、
こさか先生と同じく、東日本大震災がきっかけです。
 
当時福岡に住んでいた私は、直接被災をすることはありませんでしたが
東北に住んでいた祖母一家は大変な物資不足。
 
3月の東北と言えば、まだまだ雪も降る季節なのに、暖房もつけることができず、
一家みんなで、車の中で何日も夜を過ごしたそう。
 
 
 
もちろん、食糧も、どのスーパーにいっても並んでいない、という状況が起こっていたようでした。
 
そんな祖母一家の状況、また、ニュースなどから
大変な食糧不足が起こっており、その時に被災地の人々が
カップラーメンや菓子パンを食べて、飢えをしのぎ、
だけれども、空腹を満たすのと引き換えに
このような食生活のために栄養不足に陥って
体調を崩している方がことを知りました。
 
 
そんな状況を見たり、聞いたりしたとき、
私は、今後日本がこのような食糧難に陥ったとき、
それを救ってくれるのが、保存が利き、しかも栄養価の高いもの
 
つまり、発酵食である、と直感したのです。
 
だって、日本には
味噌や醤油、漬物、納豆など
栄養価の高い発酵食品が身近にたくさんあるではないですか!
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そして、発酵食と言えば、酵素がたいへん豊富な食べ物が多いです。
酵素マニアとして、ローフードマイスター1級の資格も取っていた私は、
栄養価も高く、なおかつ酵素も豊富に含まれている発酵食品は
これからの日本の未来を救ってくれる食品だと確信し、
発酵食品について学びたい!と思ったときに見つけたのが
日本発酵文化協会の『発酵マイスター』という資格でした。
 
~つづく~