menu

ブログ

甘酒再発見♪

連日猛暑日が続きますね・・
今日は夕方7時の散歩でも・・暑くて驚きました。
毎日甘酒が欠かせない、甘酒ライター明日香です。
スイカのおいしい季節☆
新潟から大〜きなスイカ2玉をいただいたので
毎日食べています。
暑い時に食べると、水分がここちよく、涼しく感じます。
旬の食べ物というのは、本当によくできているなぁと思いますね。
こちらは、スイカに甘酒を入れてミキサーしたもの。
すっきり爽やかな甘味で、美味しいです。
DSC_0007
さて、先週のコラムで、
新潟甘酒巡りについて書かせていただきました。
今代司酒造さんで買ったものは
他に2つありまして・・
DSC_0003
DSC_0004
酒かすの本と、純米吟醸の酒粕!
これまで、酒粕に対して
あまりいい印象を持っていなかった私。
・・というのも、昔に酒粕の甘酒を飲んで
好きじゃなかった・・という経験があるからなのですが。
発酵をやっていると、周りの発酵マイスターたちが
酒粕を使ってお料理していたり、酒粕で酵母をおこしてパンを作ったり・・
そんな中出会った本と酒粕。
ここで酒粕と向き合ってみよう!と思いました。
甘酒には2種類あって
酒粕にお砂糖、水を加えて作るものと
米と麹で作るものがあります。
私は前述の過去の経験から
酒粕で作る甘酒を敬遠していましたが、
酒粕自体は、とっても栄養のある発酵食品なのです。
『発酵美人〜酒かすレシピ』によると、
酒粕には米の栄養素(炭水化物、たんぱく質、食物繊維、ビタミン類、有機酸、ミネラル)
がそのまま含まれ、さらにより吸収されやすくなっている。
増血作用、皮膚の健康を保ち、がん予防に効果があるといわれる成分を含んだり
美肌効果、便通の改善、代謝改善、内臓脂肪予防、抗酸化作用・・など、
いろいろな効果が期待できます。
敬遠してばかりではいけない!と思い
買って来た酒粕で、甘酒を作ってみました☆
DSC_0005
水、砂糖(私は甜菜糖)、酒粕を加えて
最後に生姜を入れます。
DSC_00071
完成☆
これがですね、、とっても美味しかったのです。
酒粕の甘酒さん、これまで嫌っていてごめんなさい!!という感じでした。
いい酒粕を使ったからなのか、
味覚が変化してきたのか、大人になったのか!?
定かではありませんが(笑)
酒粕の甘酒も好きになりました(^-^)
それでですね、かねてより考えていた
ことをやってみたのです。
「酒粕に甘酒を加えて甘酒を作ったらどうなる?」
砂糖の甘味を、(麹で作った)甘酒で代用するという試み。
題して、『再仕込み甘酒』!
(※ お醤油を作る時、通常は醤油麹に食塩水を混ぜてもろみとしますが
醤油麹に生醤油を混ぜて作るものを、再仕込み醤油といいます。
濃度と旨味、風味が高いのが特徴です)
DSC_0014
酒粕の味と麹甘酒の味が、うまく混ざり合わない結果となりました。
これは、試行錯誤が必要です・・・
さて、気をとりなおして!
先週ご紹介した 麹・乳酸発酵飲料『もと』
DSC_0002
一週間で飲みきってしまいました。
こちら、実は酒粕が使われているのです!
ホームページによりますと、
”原材料名:米(新潟県産)・米麹(新潟県産米)・酒粕(さかすけ※)
「さかすけ」とは、高品質な新潟清酒から製造される栄養・機能性成分たっぷりの酒粕を、
独自の乳酸菌、特殊な製法技術を用いることで栄養・機能性成分を増強した乳酸発酵酒粕のこと
だそうです。新潟県醸造試験場が開発されました。
『発酵美人』の本にも紹介されていました。
IMG_7035
最近は、特に若い人が酒粕を食べていないので
食べられる形にするのにはどうすればいいか、ということがきっかけで
開発されたそうです。
酒粕のアルコールを抜いて、乳酸菌で発酵させているので
酒粕特有の臭さがなく、酸味が出て
アレルギー性鼻炎の症状を抑えたり、コレステロール値を下げる効果も
酒粕よりアップするとのこと。
「さかすけ」、欲しい〜〜!!と思ったのですが
これ自体は販売しておらず
現在、「さかすけ」を使った商品を
新潟県の酒蔵で色々開発中とのこと。
注目食材です!!
さて、これで新潟市甘酒巡り、
ひとまず終了です。
甘酒をテーマに、
いろいろ発見がありました。
何か一つでもピン!とくるものがあれが幸いです☆
暑い夏、甘酒や発酵食品で乗り切りましょう(^^)/