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ビール酵母のゆくえ

昨日は、あいにくのお天気でスーパームーンを見ることができませんでした。東京は梅雨入り真っ只中です。
前回、八海山ビールでパン焼きに挑戦した発酵マイスター2期生 発酵ライター 浅川つぐみです。
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見た目はまずまずの出来だったのですが、思うとおりに発酵がうまくゆかず、水分飛びの良くないパンに焼きあがってしまったので、レストブロートにしてしまい、再度違う生地に混ぜ込んで、食パンやバケットなどに再生しました♪
天然酵母パンというのは、酵母が安定していないので、気温や湿度、発酵の見極めなどで、実は失敗の多いのが現状です。
そんな時、せっかく焼けたパンを処分するのは心が痛い・・・ということで、私はよくレストブロートにします。
レスロブロートというのは、硬くなったパンや上手く膨らまなかったパンをフードカッターで細かくして、パン粉にしたり、次にパンを作るときの混ぜ物に再利用するパンの事です。
修道院では、硬くなったパンをそのように使っていたと聞いたことがあります。
食べ物を粗末にしてはいけませんよね?
パン生地にレーズンを入れるように使うわけですが、酵母の酵素はそのまま残っているので、発酵が良くなり、味も良くなります。
私はレストブロート大好きで、ドライフルーツが入ったパンをレストブロートにすると、フルーツグラノラ入りのパンのように仕上がるんです。
パン焼きに失敗した時におススメです♪
ビールの酵母は難しいなぁ・・・と思っていた時に、天然酵母を一緒にやっている友人に、「酵母が生きているビールでパンを焼いたけれど、理想のパンにならなかったの。どうしてかしら?」と相談したところ、その友人も、酵母が生きているビールでパン生地を起こした時はうまくいかなかったと教えてくれました。生きている酵母なのに…どうして上手くいかなかったのでしょう?
そして、うまくいくビールが一つだけあるらしい教えてくれたので、早速その銘柄のビールを買い、酵母造りの残りのビールはを息子に飲んでもらい、酵母を仕込みました。
いい感じ♪上手くいく予感です。
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ビールの酵母は、いつも通りの方法では発酵が上手くいかないらしく、いろいろ伝授していただき、言われた通り挑戦してみます。上手くいくといいな♪
成功したら、夏はビールとビール酵母のパンやピザををみんなで作って、暑い夏に乾杯したいな∼(*^^*)