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歴史ある北の酒蔵

みなさま、こんにちは。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 石川恵利香です。
本日より、またここでコラムを担当させて頂くこととなりました。
どうぞよろしくお願い致します。
 
久しぶりのコラムは先月のGWに訪れた酒蔵をご紹介したいと思います。
北海道栗山町にある小林酒造さんです。
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入り口には造り酒屋の看板である「杉玉」が迎えてくれます。
 
 
広い敷地の中に
昔の酒造りの道具が展示されている「酒道具の館」
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ここに暮らしてきた小林家の方々が使ってきた生活品を展示している「大正・昭和のくらし展」
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など100年以上の歴史を持つ小林酒造さんでしか見ることができない、貴重な品々を見学することができます。
 
昔は酒づくりに欠かせない蒸米づくりや酒道具の殺菌に大量の蒸気を使って行なっていたようで、こんな大きなボイラーもありました。
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そして平成26年より小林酒造の創業者・小林米三郎さんのご自宅が酒造りを支えた家族の暮らしを知ってもらおうと「小林家」として一般公開されています。
昭和30年に建築され、平成25年まで住居として使われてきたその建物は国の登録有形文化財に指定されています。
私が訪ねたこの日は残念ながら定休日でしたが、また改めて見学しに行きたいと思っています。
 
歴史のある建物を守っていくには多額の費用がかかるそうですが、それを見学してもらい守っていこうと決意した小林家の皆さまのあつい想いを感じることができます。
 
ぜひお近くにお越しの際は、北海道の酒蔵の歴史やそれを後世に繋いできたご家族の歴史に触れてみてください。