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水曜日・・・ほそのきよみです。

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11月末に仕込みをした「班味噌」、5度台の部屋で熟成中です。ほとんど温度変化はなく、1日1回巡回のように電気をつけますが、後はとても静かです。昨年の春先、我が家で仕込んでおいた味噌とはあまりにも環境が違い、その違いが大きくこの環境で良いのか?時々「元気ですか?」と話しかけています。一応、是友先生からご指導いただいたようにトイレは無し、下駄箱は無し、直射は当たらず、納豆も食べていない日に声をかけますが、班ごとの変化が表れだしました。同じ日に同じ材料を分け同じ位に時間をかけ仕込んだものが・・・違うとしたら班ごとの雑菌?おいしく作ろうとする「愛」か。ややグレーがかったカビか?・・許容範囲の色合いか微妙なものがちらほら、かと思うと本当になめらかに熟成している様子のものもあり、「生きている」生きづかいが聞こえるようです。とりあえずこの環境で頑張ってもらうこととし、この味噌の成功如何により「大樽」に仕込み地域全体の催し物の日に生徒会として「学園味噌?」なるものに発展するかも。です。地域の方々に若者サイドから「手作り味噌」を紹介できるとしたら、と、わくわくしているのはまだ私だけですが、頑張りたいです。食べ物は話を聞いているか・・・の話・・昔、昔どれ位昔かというと10年位前(少し昔か)ある日、蕪と胡瓜の漬物が放り出されていました。捨てられていたわけではなく他のことでいっぱいいっぱいの調理さんは気になりながら手が回らなかったのです。けっこう時間がたち、ふと気になり見にいくと「まだ、生?」の状態でした。その日は絶対失敗してはいけない試食の日、そんな時母が昔「食べ物は話を聞いているんだよ」だから大切にしたらおいしくなるということを言っていたことを思い出しました。蕪と胡瓜に「お願い、おいしくなって今日の日が成功するように助けてください」と一生懸命語りかけ、塩を振りました・・試食の会は無事終わりました。この話、時々若者にします・・・が、笑われます。でも、こりずに「味噌」と話しています。